A PLACE IN THE SUN

今井美樹( MIKI IMAI ) A PLACE IN THE SUN歌詞
1.夢

作詞:布袋寅泰
作曲:布袋寅泰

夢…
夢を見ていたの
雲の上を
泳いでる夢…

真っ白い天使と出逢って
愛の不思議を語らうの

そっと
季節の終りを
告げる風が
窓辺にそよぐ

今すぐ貴方に逢いたい…
星に願いをかけましょう

遠く遠く離れてても平気よと
強い女 演じようとしたけれど
ポストカードだけじゃ満たせない
私の恋心

ゆらりゆらり揺れて今夜独りぼっち
油断したら涙こぼれおちるから
ちょっと微笑んで目を閉じて
天使に逢いにゆく
そして雲の上寝そべって
貴方の夢を見る…


2.Martiniqueの海風

作詞:今井美樹
作曲:坂本龍一

短い影を写す砂浜
真夏の陽射し浴びている
まぶしいほどのぬける青空
何故か胸をしめつけるの

むせるくらいに暑い空気が
体中まとわりついて
汗ばむように心の痛みが
流れだしてゆくわ

離れる事が必要だった
行くあては何もないけど
2人を包む止まった時間から
ただ逃げたかったの

海からそよぐ風が
優しくすり抜ける
いつかあなたの胸に
抱かれた時のように

あなたの夢と歩いてゆくの
そんな想いにしばられて
私はどこへ向かっているのか
見えなくなっていた

ゆれる光の中で
心が溶けてゆく
深くむすばれていた
笑顔の日々のように

それぞれに見つめる
明日の未来図は
自分でインクで
描いてゆくの

今でも愛してると
心から思うの
会えない時間の中で
自分を知った

海からそよぐ風が
優しくすり抜ける
けれどあなたの優しさ
もう待たないと決めた


3.輝く街で

作詞:今井美樹
作曲:上田知華

切りたての 髪をみて
少し驚くあなた
柔らかな5月の風が
耳元 くすぐる

突然の再会は
過ぎてゆく流れさえ巻き戻す様に
あなたを近くに感じた

「もう戻れない…」と
つぶやく横顔見れずに
波のような おしよせる涙があふれた
あの日

いつの日か別々の道を選ぶことさえ
何も知らずに愛してた
二人は遠い日

「もう恋はしない」と
誓った苦しい終わりに
何もかもが消えてしまえばいいと思った
あの日

今 悲しみはもう 消えたと
素直に言えるの
時の中でいつしか想い出にかわった
あなたさえ


4.Miss You

作詞:岩里祐穂
作曲:布袋寅泰

夢のような気持ちになる
愛しさの中で私を包むあなたの瞳

帰れなくて星の夜に二人で何度も
遠回りした いつもの坂道を

I Miss You
想い出は輝く
失った季節の中で

I Miss You
あなたこそ 心の
眩しさのすべてだった

どうして終わらせたのだろう
あんなに愛して確かめ合った二人の日々を

これほど苦しい時間が待っている事も
私はきっと全部わかっていた

I Miss You
もう二度と会えない
たとえ何が起きようとも

I Miss You
ここへ来て もう一度
あの日のように抱きしめてよ


5.彼はもう来ないでしょう

作詞:岩里祐穂
作曲:柿原朱美

すいた電車から見る景色は
土曜の街と泣きそうな空
かるく気晴らしに出て来たけど
余計なことを思ってばかり

線路沿い 流れる窓
コスモス揺れてる 風が吹いて

彼はもう来ないかも
あの部屋に これ以上

恋に見えないルールがある
言っちゃいけない言葉だったの
いつか楽しんだパビリオンの
壁のチラシも色褪せてるわ

はしゃいでる恋人たち
わたしひとりだけ どこへ行くの

降りだした通り雨
何ひとつ ついてない
彼はもう来ないかも
約束も これ以上

あなただけのものだったのに…

彼はもう来ないでしょう
あの部屋に これ以上
彼はもう来ないでしょう
あの部屋に これ以上


6.Silent blue

作詞:今井美樹
作曲:小森茂生

宇宙の海で輝く星屑たち
いつしか眠りについたような時間

月の光 闇を照らしだす

風に吹かれ 冷えた指
震えてあなたに届かないまま
そのまま
深い夜が流れてゆく

遠く雷鳴だけが聞こえている
ただ静かに2人の心に響く

空に浮かぶ 満月の
魔法にかかって
飛んでゆけそう あなたと
誰もいない夢の町へ

遠く雷鳴だけが聞こえている
寄りそう影 そっと風に揺れている


7.Sweet love, Sweet pain

作詞:今井美樹
作曲:布袋寅泰

気まぐれと思った
不用意なKissの意味
でも戻れない
“Ring”と高鳴る胸の音
あなたへも届くほど鳴り響く

今日突然気付いた
恋をしていることに
もう戻れない
“きゅん”と痛みが駆け巡り
体中あなたを感じていた

もうむやみに恋はしないと
決めた気持ちと裏腹に
ときめく心

愛してる!! という言葉は
とっておきの女性だけにしか
言わないで!!
本気になってしまうから

始まりには いつかは
終わりがくるものだと知ってたから
ふっと重なる唇に
気付かないふりをしてたはずなのに

もうつらい恋はしないわと
決めた気持ちと裏腹に
せつない心

愛している!! なんて言えない
そう誓ったけれど瞳がまぶしくて…
ah〜 秘かに恋は始まる

もうむやみに恋はしないと
決めた気持ちと裏腹に
せつない心

愛を知ることの喜びが
小さな心の隙間にあふれてる
そして恋が始まるの


8.A PLACE IN THE SUN

作詞:岩里祐穂
作曲:柿原朱美

太陽の光 降りそそぐ場所
立ち尽くしてる 独りの私
遥かに満ちてくる 金色の波
稲穂を風が渡るよ
欲しかったもの 捨ててきたもの
何が生まれ 消えたの?
広い空と たなびく草の息吹き
そんな日に憧れた

私の強さがいつか二人を
逃げ場所もなく支配していた
最後の背中で初めて知った
あなたの脆さ 苦しみ
愛することは求め合うこと
奪い合って死ぬまで
忘れていた遠い日の歌声を
目を閉じて聞いている
立ち去る雲 羽ばたく鳥 すべてが
明日をまた夢見ている

私の手に残されたものならば
目の前に続く道
歩いてゆく 自分に生まれて来て
まだ借りがあるのだから


9.海辺にて

作詞:岩里祐穂
作曲:上田知華

傷ついて私は歩いた
どこまでも打ちよせる波の淵を
暮れわたる水面に抱かれて
燃え尽きる輝きを見つめ続けた

愛することのむずかしさを知り
それでも希望を失いたくなかった
何度でも問いかける

人生はくりかえす波ね
飛沫に砕けながら満ちてゆく

燈台の灯りがいざなう
戻るべき港へと船は帰るよ

悩み抱えたあなたを許せず
受けとめきれない自分もはがゆいまま
訳もなく 涙した

守られて愛されたいなら
とめどなく満たされる時はない

励ましてゆこう
愛は惜しみなく与え合うものと
支えてゆくものだと
たった今 気づいたの

ありがとう
変わらぬ優しさ
かけがえのないあなたがそばにいる

愛はただ 懸命に愛すること


10.Watermark